極彩色の白黒

今日も一日ポテチがおいしい。

1. Grasshopperにはまった理由

 

 

この記事では、ぼくがGrasshopperにはまった理由について書きます。

 

今までの流れをぶった切るようでちょっとアレなのですが、

Grasshopperで遊んで行くにつれて、ある分野、というかその方面に建築より興味をもってるのかもしれないと思い始めました。

 

どういう分野か明確に説明することは難しくて、

以下にキーワードを挙げます。

 

これで分かる人には分かると思います。

 

  1. Grasshopper
  2. Houdini
  3. ALife

 

以上の3つがキーワードになります。

 

順を追って1つずつ画像付きで簡単に紹介していきます。

  1. Grasshopper

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Vector Field

上に挙げた画像は、この夏休みに私が練習で作ったものです。

「Parametric Design with Grasshopper 建築/プロダクトのための、Grasshopperクックブック」という本にお手本が載っています。

 

 

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Tile Pattern 3

続いてもう一枚画像を載せました。

画像右側がGrasshopper本体になります。

 

プログラミングをする人には掴みやすい概念で、コンポーネントと呼ばれるものに数値などのパラメーターを格納し、コンポーネントの種類に従った出力を行います。

そして、左側のRhino上にプレビューとして、モデリング結果が現れます。

 

(cf. 4という数字をRectangleというコンポーネントのx、yに格納すると、一辺が長さ4の正方形が出力結果の1つとして得られる。)

 

 

これがGrasshopperと呼ばれるソフトの概要です。

 

 

 

  1. Grasshopper
  2. Houdini

 

次にHoudiniについてです。

 

これもソフト名なのですが、別サイトの言葉を借りると

 

Houdiniは、いま世界中の3DCG制作に関わるクリエイターに、もっとも注目されているツールといってもいいでしょう。

 

(中略)

 

このソフト1本で、モデリングからテクスチャ、アニメーション、ライティングと、CG動画制作のすべてが行える機能を有します。

 

いまCG業界で熱い視線を浴びるプロシージャルソフトHoudiniとは? | VISUAL SHIFT|ビジュアルシフト

 

 お分かりいただけたでしょうか。

これは、3DCG作成のソフトになります。

 

実はぼくはまだ手を出せていなくて、詳しい食レポはまだ後ほどとなりそうです。

 

興味があるかたは下の動画をぜひご覧下さい。

ぼくはこの動画を見て、これやりたい…!!!となりました。

 

player.vimeo.comこの動画の出典は、前記の引用と同じになります。

 

 

 

 

  1. Grasshopper
  2. Houdini
  3. ALife

 

最後にALifeについてです。

 

ALifeとは "Artificial Life" の略で、対応する日本語は「人工生命」。

研究分野の名前になります。

 

具体的には、

 

 生物を構成する物質そのものにとらわれるのではなく、その背景にある生命の成り立ちや仕組みなどの生命現象の原理に迫ろうとしている研究分野なのだ。

 

人工生命(ALife)とは何か──AIや生物学との違い、「都市デザイン」や「組織」への応用 | Biz/Zine(ビズジン)

 と説明されます。

ぼくはTwitterでこの分野を知り、「作って動かす ALife」という本を借りて勉強しようとしましたが、プログラミング弱者なので敢え無く挫折。

 

本自体は8割がた読んで、実際に実行できていない状態です。

 

まずC言語でもPythonでも何か習得せねばという焦燥感に駆られました。

プログラミングは当分の課題です。

 

 

ーーーーここまでが、3つのキーワードの説明ですーーーー

ーーーーー以下はぼくの個人的見解になりますーーーーー

 

 

 

パソコン上で生成される生命のようなもの、自分で意思を持ったような行動や増殖といった特徴を示すもの、にぼくは惹かれているらしい。

 

HoudiniやALifeという単語に巡り合う前は、Grasshopperで数値によって変化するパソコン上に表示される”何か”に面白さを見出していた訳です。

 

 

 

 

建築と全く関係なさそうです。

 

 

 

そこでぼくは無理矢理にでも、建築との間に関連性を見出そうとしました。

 

1959年に建築界で「メタボリズム」という単語が誕生したことを思い出したのです。

独白すると年号は知らなくて、単語だけ知っていました...

 

Wikipediaによると、

 

メタボリズムは、1959年に黒川紀章菊竹清訓ら日本の若手建築家・都市計画家グループが開始した建築運動。新陳代謝(メタボリズム)からグループ名をとり、社会の変化や人口の成長に合わせて有機的に成長する都市や建築を提案した。

 

少し似ていると感じてしまいました。

 

もちろんこの関連性は後付けで引っ付けたもので、歴史に名を残す建築家たちと思考が似ている!などと主張するつもりはなく…

 

これはぼくが無理矢理見出そうとした関連性であります。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

やはり人間は自然が好きなんでしょうか。

 

かっこいい建築の多くは人工っぽい直線ばかりでなく、あえて曲線を外形に取り入れている気がするし、

パソコンでシミュレーションされた自然物を模した模様や形状が、現物化されると、それを美しいと思う。

 

 

かっこいい建物に対して、「結局これは建築家のエゴに過ぎないのではないのか」と

疑問を抱いても、その建物自体の美しさには感心してしまうのです。

 

 

 

これで、

1.Grasshopperにはまった理由

を終わります。